2016年 熊本地震による避難行動と被災者受け入れ

■熊本地震の影響

先ずは北海道で被災された方々にお見舞い申し上げます。

熊本地震で取った行動を記して置きます。当初一時停電 水は断水 ガスは使えました。

■避難行動 各自 居室で過ごして頂きました。夜間スタッフ+近所のスタッフ2人が見回り、特にテレビ等傾きそうな物は床に置くなどの行動を取りました。建物被害は暫く経ってから顕著に現れましたが当時は天井や壁は被害はありませんでした。

■水 地震後はとにかくお風呂に水を貯め、バケツ 鍋 貯めれる物にとにかく水を確保しました。

ミネラル水のサーバーが2台ありましたので濾過して飲み水にしました。これは大変助かりました。

■調理 当初は水がなくアルコール類で食器を拭いて大変でした。暫くしたら紙コップ 紙皿 割りばしが手に入り常に準備が必要と思いました。ラップやアルミも必要です。

■トイレ 紙は別に袋に入れてもらい 汚水でバケツ半量一日1回~2回流しました。

■食料品 入居者さんの分は3日分ぐらいのストックがあったので食事は普段とあまり変わらずに出せました。ガスが使えたので助かりました。

米は無洗米をお勧めします。お米を洗う水の量は思ってるよりかなり多いです。

■ガソリン どこも混んで手に入らなかったので知人から運んでもらいました。ガソリンタンクが売ってありますので保存しておく事をお勧めします。

■2次的避難所の確立  震災時に緊急で1Fのデイルームを解放し、障がい者の方、老夫婦、家族、車中泊の方、ペット等多い時で20名程受け入を行いました。炊き出しと寝床を提供しましたが一時的な緊急避難所の為 行政からの物資等は全く届かず、水や食料、寝具等が不足する問題点がありました。そのため、自己負担となりますが設備の充実、物資の確保等しながら地域の2次的避難所になるように現在取り組み中です。

ゆかりの里 熊本市東区 096-387-8825

空室情報 2/10日現在 夫婦部屋1部屋 洋室1部屋